今日も 和み接客Ⓡ nagomi のブログにお越しくださりありがとうございます。
浜松市が主催する「ユニバーサルマナー検定3級」を受講しました。
対面・オンラインどちらでも受講できましたが、私はオンラインにて…。
ユニバーサルマナーとは…
自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと、行動すること。
特別な知識や、高度な技術は不要で、
目の前の本人と向き合うことが大切なんだということを学びました。
いま、ユニバーサルマナーを求める人は、
高齢者 3,589万人(人口の約28%)
障害者 964万人(人口の約 8%)
3歳未満 280万人(人口の約 2%)
これだけいるそうです。あらためて数字で見ると多いと感じますよね。
「じゃ、困っている人の手伝いをしてあげよう!」と思うかもしれませんが、
私たちに求められる姿勢というのは『さりげない配慮』だそうです。
例えば、
障害者のかたには「助けてあげなければいけない!」
車いすのかたには「押さなければいけない!」
視覚障害者のかたには「誘導しなければいけない!」
聴覚言語障害者のかたには「手話で話さなければいけない!」
高齢者のかたには「席を譲らなければいけない!」
こんな風に思うかもしれませんが、
「◎◎しなければいけない」というのは、過剰な配慮になります。
大事なことは、「押し付けではなく、選択肢をあたえること」
そして、「できる?できない?大丈夫ですか?を聞かないこと」
本人の「できる」「できない」ではなく、
自分自身(私たち)に何ができるかを聞くのが良いです!
ちなみに「大丈夫ですか?」と声をかけると
大丈夫でなくても「大丈夫です!」と答えてしまう方が多いそうです。
では、なんて聞きましょう???
『お手伝いできることはありますか?』です。
これなら、相手が「できる」「できない」関係ないですもんね。
勇気を出して、声をかけても断られることもあるでしょう…。
でも、いいんです。大丈夫です。
『見守ることも、一つのサポートなんだよ…』と講師のかたが言っていました。
同じ状況、同じ障害のあるかたでも、考えていることは、それぞれ違います。
障害者だから…、高齢者だから…、という決まった答えは存在しないので、
まずは「なにかお手伝いできることはありますか?」とお声がけから始め、
臨機応変なサポートを心掛けましょう。
学んで終わりではなく、きちんと行動にうつします(^^)/
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